「お金」は人生だけに大切なものではない?!
仕訳において
勘定科目それぞれは
全て重要な役割をしています。
一つでも欠けると仕訳は成立しません。
特に重要なのは、
お金に関する勘定科目であると
私は考えます。
ここで言う「お金」とは
「現金」と「預金」のことです。
例えば、
商品を販売したりサービスを提供した時、
お金を貰う。
商品を仕入れたりパソコンを購入した時、
お金を払う。
給料や水道代を支払う時など
様々な場面でお金は登場します。
そして経理事務の現場では、
必ずと言っていいほど
実際の現金残高と帳簿残高が
不一致する時があります。
自分の財布の中で、1,000円残っているはずが、
950円しかなかった場合、
「どうしてだろう、50円失くしたのだろうか。」
などと軽く考えるでしょう。
しかし会社や個人事業主の現場では
「何で50円足りないんだ、何やっているんだ。
それでも経理担当者か?」などと言われたり、
もしくは「お前が使ったのか?」
などと疑われたりします。
それだけ
お金は1円まで狂いがあってはならない
重要で大切なものなのです。
単に仕訳だからと言って侮ってはいけません。
今、日商簿記3級の合格を目指している人の中には、
経理事務や上級資格の税理士、
公認会計士を目標に頑張っている者もいるでしょう。
資格は資格、仕事は仕事と割り切らず
将来を見据えて取り組みましょう。
まずは「現金」と「預金」の内容と
種類について確認(予習)して下さい。
次回、これについて触れます。