純粋な利益は、ここが重要!!

前回は損益計算書で言うところの

「売上」についてでした。

 

今回は「売上原価」についてです。

 

売上原価は

・期首棚卸高(別の表記方法あり)

仕入(別の表記方法あり)

・期末棚卸高(別の表記方法あり)

から構成されています。

 

売上から売上原価を差し引く

ことで「売上総利益

つまり「粗利益」が

算出されます。

 

純粋な利益

です。

 

商品を購入し、販売した

その結果により

「儲け」が幾らになったか

を知ることができます。

 

この金額が

プラスならば

商売として成り立っているし、

マイナスならば

今後、

継続するかしないかを

検討しなければなりません

 

「棚卸」ですが、

日々、その都度

商品を仕入れますが、

売れずに期末に残って

しまう事が、

実務上、普通に生じます。

 

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その場合、

仕入」という費用の

ままにしとくことは

できないのです。

 

当期の費用は当期の収益

ここでは「売上」に

対応させなけらばならない

という考え方があります。

 

そう

費用収益対応の原則

です。

 

その為、

最低でも

期末に在庫確認を

しなければなりません。

 

実務上は、

毎月、3カ月ごと、半年ごと

企業によって

まちまちです。

 

必ず行っている「棚卸」作業

です。

 

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それを数字で見える化

する際に使用する勘定科目が

期末棚卸高」です。

相手勘定は

商品」です。

商品は資産なので左側

期末棚卸高も費用なので左側

が定位置です。

 

資産のプラス

費用のマイナス

です。

 

左側;商品 ○○円

右側;期末棚卸高 ○○円

 

そして繰り越した棚卸は

期首において「期首棚卸高」

で費用に戻して上げます。

 

期末に

費用から資産に振替えた金額を

期首に

資産から費用に戻してあげます

 

このことによって

費用と収益を期間対応可能

にする事が出来ます。

 

相手勘定は

「商品」です。

 

期首棚卸高は費用なので

定位置は左側です。

 

資産のマイナス

費用のプラス

です。

 

左側;期首棚卸高 ○○円

右側;商品 ○○円

 

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期中の取引で

商品を購入した際は

常に「仕入」勘定を

用います。

 

商品だからと言って

「商品」勘定を使用

してはいけません。

注意して下さいね

 

文中に出ている言葉で

不明なものは

ググって下さいね。

 

自ら学ぶことで、

より理解度がアップします。

合格への道を進んで

いきましょう。