期末にやるべきこと!! part3
今回は「未収収益」と「未払費用」
についてです。
当期の収益のうち未収分に
なっている場合、
「未収収益」で処理します。
方や、
当期の費用のうち未払分
になっている場合、
「未収費用」で処理します。
ここで混同して欲しくない
のですが、
「売掛金」と「買掛金」
と何が違うのか?
です。
売掛金と買掛金は
本来の商品の販売(仕入)や
サービス提供等した事
により発生するものですが、
未収収益と未払費用は
期末に於いて当期に
計上しなければならない、
一時的なものです。
この違いを理解できないと、
理屈では解っていても???。
頭の中で整理できずに、
悶々とする事になります。
未収収益の例としては、
知人、友人等に現金を貸付していた
場合、認定利息を計上しなければ
なりません。
未収収益は資産、
受取利息は収益です。
定位置は、
未収収益は左側、
受取利息は右側
です。
未収収益のプラス、
受取利息のプラス
です。
例えば
A社に対する認定利息
を100円計上する。
回収は翌期とする
とした場合。
未収収益(左側) 100円
・受取利息(右側) 100円
未払費用の例としては、
借入金の利息200円を
来期に支払う場合。
未払費用は負債、
支払利息は費用
です。
定位置は、
未払費用は右側、
支払利息は左側
です。
未払費用のプラス、
支払利息のプラス
です。
支払利息(左側) 200円
・未払費用(右側) 200円
基本的には
仕訳は期末にしか発生しません
ので、忘れることがあります。
注意して下さいね。
より具体的な勘定科目を
用いる事があります。
例えば「未収利息」や
「未払利息」など、です。
念のためご確認下さいね。